ここ最近、IT ベンチャーがこぞって起業したりしているのがベルリン。
なぜなのかが知りたくて、ベルリンに視察に行ってきました。
ベルリンのコワーキング事情
Factory
日本で調べていて、とにかく行ってみたかったのが、ここ。
Google が運営している Factory というコワーキング。
ホテルからここまで歩いていく途中はベルリンの壁がずーーーっとあって、ドイツの歴史を感じられる場所にこの Factory はあります。 建物も年季が入っているけどすごくおしゃれ。 庭にもテーブルがあって、そこで Mac をカタカタやっている人もいる。

中に入ると受付の前に入っている企業名が書いてある。
目につくのは、Uber とか SoundCloud とか。
建物自体は複数の棟にわかれている。
受付で中を見学できるか聞いてみると、さすがにできないと言われてしまった。会員じゃないと中には入れないらしい。
ただ、1 階はキッチン&カフェスペースになっていて、そこは使っていいよと言われたので入ってみることに。
wifi もあるし、コーヒーもあるし、普通に仕事するには十分だった。
入れ替わり立ち代わりにここに入っている企業の人がきてブレイクしたり、ミーティングしたり、ごはんを食べたりしていた。
自由な雰囲気があってよかったけど、会員になるにはけっこう高度な審査があるらしい。。。
ここからイノベーションが起きていくんだろうなあと。
St.Oberholz
ベルリンで一番人気なコワーキングスペースがここらしい。
1 階がカフェになっていて、2 階がコワーキングになっている。
1 階のカフェでも、wifi あるし、電源あるしコーヒーも安いので、全然ここでいい w
2 階は1日利用になっていて、ミーティングスペースみたいなのもある。
なにがいいって、適度に人はいるんだけど、あまり混んでないとこ。
とゆーか、ベルリン自体があまり混んでない。(東京と比べて。)
ここはほんとコワーキングって感じで、フリーランス向け。Factory はどっちかというとスタートアップの雰囲気がもろにでていた。
その他
そのほかにも、道を歩いていると、けっこう、こんな感じの Cafe&コワーキングみたいな場所がたくさんあった。
(すっごく小さいスペースでもコワーキングうたっているところも何件かあったし。)
日本よりも断然多い気がする。
こういう働き方も主流になっているのかなーと思った。
ベルリンの暮らしについて
今回、コワーキングを回ってみるために、数日、ベルリンに滞在してみて思ったこと。
・街がごみごみしていない。
ドイツの首都なのに、ラッシュみたいな感じはないし、歩いていても人とぶつかったりしない。
ほんとに適度に人がいてちょっとのんびりした雰囲気もすごくいい感じだった。
・ごはんがおいしい
イギリスなんかはあまりごはんがおいしくないけど、ドイツのごはんはおいしかった。
ごはんがあまりないのはしょうがないとして、ハンバーガー屋さんがめっちゃ多い。
パスタやピザ屋さんも多い。(隣がイタリアだからか。)
あとは。ビールが安いので、ビールとソーセージっていうドイツのおなじみな感じが安く実現できるのがかなりよかった。
・スーパーが安い
ビールとかワインとか 100 円くらいだし、果物やパンもすごく安かった。
・歴史を感じる
やはりベルリンの壁。ずっと連なっているベルリンの壁を見てるだけでも生きてるって感じがする。
都会なんだけど、緑も豊かで、アパートの壁には絵が書かれていたり、こういうところからいろんな発想が生まれるんだろうなあと思った。
番外: ロンドンのコワーキング事情について
せっかくヨーロッパまできたんだから、ついでにロンドンにもよってきた。
コワーキング調べてみたんだけど、あまりない。
やってみつけて、行ってみたんだけど、マンスリー契約のみで 1 日だけ使うとかできないから無理って言われてしまった。
ほかのコワーキングもこんな感じらしい。
いろいろ歩いてみたけど、ベルリンみたいな Cafe&コワーキングっていうお店は見当たらなかった。
国によってけっこう違うなあと。
調べているなかで。ロンドン発の良さそうなサービスを見つけた。
AndCo
カフェやレストランのあいているスペースをコワーキングできるサービス。
サブスクリプションで使えるらしい。
これはいいと思った。
日本でだとどうだろうって思ったけど、渋谷とか新宿のカフェって混んでるんだよなーと。
調査の必要ありですね。。。